#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

台湾

id:UDONCHAN です。ごきげんよう。

皆様は辛いものがお好きですか?激辛料理はお好きですか?四川料理、インド料理、東南アジアのエスニックな辛味は大好きですか?僕は別にあんまりなんですが、たまに無性に食べたくなるときもあります。欲望に 忠実なので食べます。すると、大体下痢するんですけれど。本当にマゾか。

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写真は台湾ラーメンの様子です。台湾と行っても実在の国や人物や団体などとは関係ありません。名古屋とは少し関係があります。なお、僕は愛知出身ではありますが名古屋出身ではありません。前回id:hitode909 君から招待されて嬉しくて、ついつい普段食べないような高級食材について書いてしまいましたが、よくよくBlogのタイトルを確認すると『つくりおき』でした。なので、今日はつくりおきについて書きます。

さて、台湾ラーメンとはなんなのでしょうか。名古屋のB級グルメです。いわゆる、激辛ラーメンです。台湾ラーメンといっても台湾発祥ではなくて、名古屋にある味仙という台湾料理店のまかないが基だそうです。今ではレギュラーメニューとなっており大変人気なのだとか。暖かくなってくるとこれが恋しくなります。しかし、横須賀に住んでいると気軽に味仙に喰いに行くという訳にもいきません。ですから、勘でそのスープを再現しました。

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材料はニラと豚のひき肉がメインです。あと、おろし生姜、大蒜のみじん切り、大量の輪切り唐辛子とかです。

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ポイントは2度に分けて辛味をつけることです。1度目はよく炒めたひき肉におろし生姜、大蒜、唐辛子を加えて弱火でじっくりと脂に辛味を移していきます。ひき肉から出た肉汁が透明になってから加えるのが重要です。これがベースのじっとりと尾を引く辛味になります。

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そして2度目は、完成間際の追い唐辛子です。唐辛子の辛味は熱でぼやけてしまう性質があります。↑で作った激辛そぼろに鶏がらスープとニラを加えて醤油などで味を整えてから、追い唐辛子を加えることによって鮮烈な辛さを追加します。

完成したスープは台湾ラーメンにするだけでなく、春雨もよし、雑炊もよしといった感じで割と万能選手です。毎日同じものを食い続けるのは日本国憲法で定められている基本的人権に反してしまいます。そのためアレンジが出来ることは重要です。良かったですね。立派な作りおきメニューだと思いませんか?私はそう思います。まぁ、主にラーメンになるんですけれどね。

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というわけで、何日かに分けて消費したわけなんですけれど、幾多の困難がありました。作った当初にべらぼうに辛いものが喰いたくて、しこたま唐辛子を投入したのですが、これがいけなかった。2食目にして厳しい感じになりました。その後、ずっと厳しい感じで、唐辛子の量が意味不明では?????という感じで毎日を過ごしていました。鮮烈な唐辛子の辛味は熱を入れることによって軽減されるので、割と食えるのでは???という感じに日に日にシフトしていきます。一方で尾を引く鈍い辛味はどんどん凝縮されていくので、主に胃がやられます。あと尻が痛い。本当にマゾか。

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そんなこんなで、日本人的もったいない精神でマゾい生活をしていましたが、それも終わりを迎え、最終日はあんかけチャーハンにしました。具は冷蔵庫の残り物です。チャーハンの作り方はまた後日書こうと思うんですけれど、男の一人暮らし定番料理みたいなのについて書くと糞みたいなコメントがたくさん飛んできそうで怖い。やっぱりやめておこう。

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わざわざ、ふっくら炊いたご飯を油で炒めてパラパラクリスピーにしたやつをあんかけにして再びしっとりさせるのは、なにか背徳感に近いものがあってぞくぞくしますね。カツ丼とかも割と近い。変態かよ。例によって、この手の料理は手早くやるので調理中の写真は無しです。しかし、いくらマゾいといっても旨辛でどんどん箸もといスプーンが進みます。ここのところ、炭水化物が多めだったのでしばらくは控えたい…。スリムになって彼女を見つけて結婚したい。