#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

牛丼・釜あげ肉うどん

おなかすいてる彼女にご飯つくってあげたい id:UDONCHAN です。なお彼女は非実在の模様。

R0012647.jpg

「丼ものは太るから嫌って言うけど毎回ぺろりだよね、エアコンで冷えが酷いって言ってた気がするから生姜を多目に入れたし追い紅生姜で万全だね♥」みたいなことを考えながら牛丼をやっていく運びでした。皆さんは運びですか?狂っているのは君の方。心得ましょう。なお、彩りは課題です。

R0012630.jpg

食材は前回のハンバーグの残りで、シンプルに玉ねぎと牛肉です。冷蔵庫の中でしなびていた生姜も刻みました。

肉は当初4食分と想定されましたが、ハンバーグ2食分を製造しても4食分ほど残りがあり、すなわち全てでおよそ6食分と上方修正となりました。

R0012634.jpg

R0012637.jpg

まず、玉ねぎを炒めます。そして、しんなりしたら肉を鍋にインします。肉に於かれましては別の鍋でワインかなにかで焼いたほうが旨いんですけれど、一口コンロだと限界があります。それと、肉を入れたタイミングで水500mlを電気ケトルで沸かします。パイプライン処理です。

R0012639.jpg

R0012640.jpg

湯が湧いたらかつお節で出汁をとります。そして、もとの鍋にインします。昆布もあると一番出汁となり、一挙に料亭に近づきます。つまり、優勝を狙えます。ただ、所詮牛丼なのでサボりました。

そういえば、出汁パックとか顆粒出汁とかの選択肢もあるんですけれど、そんなに手間が変わらない気がしていて、皆さんはどうでしょうか。有識者の見解が望まれます。

R0012644.jpg

出汁に酒と味醂を追加して、しばらく火にかけると濁っていた出汁が澄んできます。このタイミングで醤油と塩で味を整えたら完成です。出汁がかつお節だけですので、やや味にパンチが足りないかと想われます。このような場合は、臆せずうま味調味料を使いましょう。少し入れるだけでかなり味に深みがでます。いわゆる旨味ブーストというやつですが、入れ過ぎると味が嘘っぽくなるので気をつけて下さい。

R0012660.jpg

こうして牛丼の頭が作りおきされた訳ですが、毎回牛丼だと飽きます。ですので、釜あげ肉うどんにしました。あつ盛りにする場合は電気ケトルを活用してパイプライン処理をする必要があります。詳細は割愛しますが頑張ってください。

以上、牛バラ肉切り落とし活用情報でした。人間は油脂と炭水化物の組合せを摂取すると幸福な気持ちになることが知られており、すなわち牛バラは脂が多く、ここにごはんやうどんを加えてうまいうまいというメカニズムです。しかしながら、人生においては、現実を愛すことから始めなければならぬ。もとより現実は常に人を裏ぎるものである。しかし、現実の幸福を幸福とし、不幸を不幸とする、即物的な態度はともかく厳粛なものだ。詩的態度は不遜であり、空虚である。つまり、受け入れよ。絶望を受け入れよ。彼女がいない事実を受け入れよ。結婚など到底出来るはずもない事実を受け入れよ。さて、皆さんもやっていきましょう。サンキューでした。