#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

紫蘇ベーゼソースつくりおき・釜揚げしらすのパスタ

昨日は日中35℃の真夏日だったようです。幸いにもカラッとしていたので気持ちよく汗をかける陽気でしたが、これから本格的に夏になると考えると、やや嬉しくもあり、やや憂鬱でもあります。何事も楽しむことが出来れば良いのかもしれませんが、なかなかいつでも折り合いがつくというわけでもありません。駄目な日は、それはそれで受け入れて、エアコンの効いた部屋でテレビでも眺めながらゴロゴロするのも一興ではないかと思われます。その際は風邪などに気をつけてお過ごしください。id:UDONCHAN です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

イタリア料理にジェノベーゼソースという概念があり、これはバジル、イタリア風に呼ぶとバジリコをベースとしたオイルのソースです。今回はこれに似たものを紫蘇をベースに作っていこうと思います。紫蘇ベーゼと命名しました。ちなみに、バジルという食材は昭和時代には「紫蘇で代用可能」と言われていたとか。今となっては、全く違う香りに思われますが、未知のものに関して既存のものと結びつけようとする人の行動の特徴が伺えます。

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食材です。紫蘇、すり胡麻、オリーブ油(エクストラヴァージンオリーブオイルが好ましい)です。つくりおきにする場合は紫蘇はもっとあっても良いかと思います。まとめ買いすることによって安価に手に入れることができ、家計に対する貢献に寄与できるかもしれません。やっていきましょう。

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バジルと胡麻をフードプロセッシングします。熱によって紫蘇が変色してしまうと台無しですから、フードプロセッサーを氷水で冷やしながら行うと良い結果となります。

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塩とオリーブオイルによく和えたら完成です。本家ジェノベーゼソースの場合は、オリーブ油に唐辛子、松の実、胡桃などと熱を入れて香味油にしておくのですが、紫蘇の場合は不要かと思われます。塩は量が多いほど日持ちするようになりますが、多すぎると風味を損ないますので気をつけてください。冷蔵庫で1週間ほど保ちます。

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さて、せっかくソースを作ったわけですから早速使っていきましょう。紫蘇ベーゼソースをつかった椎茸と釜揚げしらすのパスタです。大根おろしも添えました。

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まず椎茸をオリーブオイルで焼いていき醤油を焦がして風味をつけます。

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パスタは DE CECCO の No.10 、湯で時間は5分半です。茹でている間に大根おろしを作りましょう。

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先ほどのフライパンで紫蘇ベーゼソースとよく和えたら完成です。釜揚げしらすと大根おろしを添えてお皿に盛りつけましょう。

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紫蘇の爽やかな風味と釜揚げしらすが非常に良く合い、大根おろしが食欲を促進させます。椎茸の旨味が土台を支え大変美味しく頂くことが出来ました。和風パスタは今では珍しいものでもありませんが、まだまだ新たな食材の開拓が期待できそうです。

さて、このように書いていると非常に手が込んだ料理なように思えますが、基本的に茹でて混ぜるだけですので簡単です。スパゲッティはイタリアでは日本での丼ものの位置づけだとか聞いたことがあります。

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そんなことを考えながら今朝は、残りの釜揚げしらすを丼にしました。醤油をかけた大根おろしと刻み海苔も添えました。安定の美味しさで、朝から丼メシをペロリでした。そういえば、以前に牛丼をスパゲッティにアレンジしましたが、丼もののレシピをパスタに応用するのは筋が良いのかもしれません。

一見全く別の分野と思っていても、予想外に応用が効くというものなのかもしれません。僕は通信技術の研究を生業にしているのですが、そこでの知見は他の分野に応用出来ますでしょうか。男女関係に応用出来ますでしょうか。通信プロトコルは人間どうしのコミュニケーションに応用できますか?スリーウェイハンドシェイクは男女の駆け引きに応用可能でしょうか?まったくそんな気がしてきません。そもそもこのような発想が恋愛や結婚とはおよそ程遠いという天からの声を聞いた気がします。しかたないので、星取表を用いて自己分析するところから始めようと思いました。サンキューでした。