#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

つくりおきテクニック ~ジップロック編~

 お久しぶりです。id:wzmです。
 こんにちは
 

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 つくりおきに便利なアイテムと言えば? そうですね。ジップロックです。定番アイテムの一つですね。つくりおきプロなら様々な活用方法をご存知かもしれません。私もこの通り愛用しております。常に何枚かの予備があると、何があっても安心。便利ですね。チャックを閉めれば内容物が密封されて、中身がこぼれて他のものと混ざったりする事故を防げますし、袋本体に空白のラベルが印字してありますから、そこに品番等を書いて分類しておくこともできます。様々なつくりおきものを整理してしまっておくのに便利ですね。
 

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 というわけで、今日はジップロックに入れてしまっておいたこちらのレゴを「つくりおき」してみたいと思います。何が完成するのかは記事の最後までとりあえず内緒です。何ができるのか想像しながらよんでね~。
 なお、ラベルに書いてあるのは、レゴの「品番」です。「'品番'+lego」でググると正解が分かってしまいますのでご注意ください。
 

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 はじめていきましょう。説明書ですね。こんな登場人物がいますよ~と書いてあります。レゴの説明書は全てを絵だけで説明しています。世界中のどんな言語を話す子供でも遊ぶことができるように、という配慮です。
 

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 何かが出来てきました。
 

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 何かが乗れるようになってきました。
 

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 はい。完成しました。この通り、乗り物ですね。いやぁ~かっこいいですね。このメカに乗ればどんな強敵もやっつけられそうです。後ろのハシゴがいい感じです。このハシゴから何か必殺技とかを繰り出すに違いない。たぶん強いんだろうなぁ~多分に強いに違いない。いやぁ~素晴らしいですね。子供の頃、こういうメカに乗って怪獣をやっつける映画とかみんな観てましたよね。懐かしいですね。ハシゴからビームとか出してね。
 
 嘘です。このセットには二つの乗り物が含まれており、こっちはメインの乗り物の相棒です。
 こいつはこいつでかっこいいですが、せっかくなので残りの乗り物の方もつくっておきましょう。
 

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 早速ですが、土台が出来てきました。おや、後ろに転がっているのはなんでしょうか。
 

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 はい。この通り、後方に取り付けます。いかにも原動機って感じの原動機ですね。でもよくごらんなさい。プロペラ? ジェットエンジン? 何だかよく分からないですね。
 もしかして、この世界の理論で動くものではないのでは…?
 

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 何だか鋭い造型になってきました。スピード感のあるシルエットですね。まるで遠くの世界から矢のようにこちらに向かってきそうです。
 

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 ここでこんなプリントパーツを取り付けます。ちょっとだけヒントを出しちゃいますが、このパーツは操縦席のコンソールにあたる部分になります。つまり、操縦者はこれを見ながら操作するわけです。
 ここに印刷されたシルエットを見てピンと来たあなたはすごい。
 

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 完成形のイメージが立ち上がってきました…!
 

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 ディテールが追加されていきます。
 と言っても、これは…。
 少なくとも、スポーツの祭典とか、お金持ちの遊興とか、そういったもののために作られたのでないことは確かです。
 

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 完成しました。
 スターウォーズの新作公開おめでとうございます!! でもご安心を。ローグワンのネタバレじゃないですよ。
 これは1983年に公開されたエピソード6にのみ登場する、「Aウィング」と呼ばれる小型宇宙戦闘機です。作中では、Aウィングが登場した当時、敵味方含め全ての勢力が保有していた小型戦闘機の中で最速だったという設定になっています。主人公が乗っていたXウィングや、その旧型機のYウィング、そして敵機最速のTIEインターセプターより速いのです。つまりさくちゅうさいきょうです。さいきょうのうちゅうせんなのです。(あ、でも小型戦闘機の範疇に「※輸送船を改造したガラクタを含む」と注釈をつけたらわかんない。)
 

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 乗り心地はどうなんでしょうか。スターウォーズ世界のパイロットも、コックピット内でスニッカーズをふわふわさせて遊んだりしていてほしい。でもそこらじゅうが無重力だからあんまり特別感無いかぁ…
 

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 ところで、2015年に公開されたエピソード7では、改良型のXウィングが大活躍していましたが、このAウィングの後継らしき機影はどこにも見当たりませんでした。そもそもAウィングのほうがXウィングの後継機になることを考えて開発されたにも関わらず、です。これはAウィングファン的には残念だけれども予想できたことで、元々Aウィングには「強力だが操縦が難しく、次世代のパイロットの育成が難しい」という設定があったのです。
 スターウォーズの設定は一次創作と公式が認可した二次創作、認可していない二次創作等が入り乱れていて諸説あり、はっきりとしたことは誰にも言えないのですが、機体と比較してあまりに大きすぎる原動機はパイロットの高い技量を要求するスピードと機動性をAウィングにもたらしており、強力なジャミング装置などの特殊な装備も満載されていたと言われています。機体によっては、上の写真のようにあらぬ方向に機銃が曲がるように改造されていたりしたこともあったようです。
 戦場をビュンビュンと最速で飛び回りながらこれらの複雑な装置を操縦するところを想像してみてください。およそ誰にでも乗りこなせる機体とは言えないですね。
 そのようなわけで、エピソード7以降の時代を担っていく多くの若手のパイロット達には、Aウィングのようなオーバースペックな機体は忌避され、操縦しやすいXウィングの改良型が新たに開発された、という経緯が容易に想像できます。
 大勢の人が使うものを開発し維持していくって大変なことなんですね。僕も毎日インターネットを作ってくれている人たちに頭が上がりません。この記事もインターネットで書いています。
 

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 冒頭で作った乗り物の正体は兵員キャリアー兼タラップ車でした。パイロットを搭乗機まで送って乗せてあげる車ですね。こちらは『ローグ・ワン』にも登場していました。
 このセットの車は一人のパイロットしか運べませんが、劇中のキャリアーはもう少し大きく、5,6人乗せてせっせと運んでいる姿が最新作でもバッチリ描かれています。銀河を取り戻す戦いは色んな人たちに支えられています。
 

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 つくったのでCD棚におきました。「つくりおき」完成です。
 いい感じですが、ちょっと狭そうですね。
 

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 いってらっしゃい!