id:r7kamura です。独身男性の雑な料理において発生しがちな、
- 自炊はしたいがスーパーに行くのがだるい
- 一人暮らしだと食材が余って腐る
- そんな調味料持ってない
などの諸問題に対応するため、Amazonで買えて長期保存可能な食材とそのへんにある調味料とフライパンでパエリアをつくりました。
材料
今回は以下の材料を使いました。
- ホクレン 北海道産 オニオンスライス 1kg 冷凍
- Halla 輸入 鶏もも肉 2kg 冷凍
- 北海道産 無洗米 ななつぼし5kg
- ゴロ大きめな シーフードミックス1キロ(解凍後900g)
- ラ・プレッツィオーザ ダイス トマト缶 400g×6缶
たまねぎを細かくしてオリーブオイルで炒める
冷凍のオニオンスライスがあると、雑なパスタや雑な炒めものにおいて非常に重宝します。既に切ってあるので、包丁を利用しなくても良いというところも便利。Amazon の商品写真を見るとなんとなく微妙な見た目で、レビューでもこの写真についてだけは特に叩かれてるんですが、実際に届くものは次のような見た目をしています。
冷凍のオニオンスライスを細かくする場合、みじん切りにするというよりは凍っているので細かく砕くというニュアンスに近いですね。ラップに包んで棒で叩くのが楽です。オリーブオイルにはにんにくを入れて香りを移しておくのが良いけど、だるかったら無視しても良い。
細かく切った鶏もも肉を加える
冷凍の鶏もも肉は安くて大量に入ってて味もそんなに悪くないんですが、全部まとめて冷凍されてるので個別に解凍できないという罠があります。なので、届いた日に解凍して、1枚ずつラップに包んで小分けに再冷凍して使っていくのが基本戦略になります。 ここでパプリカを切ったやつも一緒に入れられると成果物の見た目がめちゃくちゃ良くなりますが、まあパプリカとか普通一人暮らしの家に常備してないんでなくていいです。
冷凍の肉ってどうなのって躊躇する人も居るかと思いますが、レストランでバイトしてたときにも大体同じようなタイプの 2kg 入ってる冷凍の鶏肉を利用していたので、そんなに悪くないんじゃないかなと思います。明らかに調理することが分かってる場合は数時間前に冷蔵庫に入れて解凍しとくのが良いんですが、料理したくなったときにすぐ料理する方が楽しいので、ラップごと水につけて20分ぐらいで強引に解凍することも多いです。
米を炒める
鶏肉に火が通ったら面倒だけど一旦鶏肉だけ取り出して、残ったオイリーな玉ねぎの上に米を2合分入れて炒めます。360mlですね。米は特に自分で買うと家まで運ぶのが重くて大変なので、ネットで買ってヤマトに運んでもらうのが楽です。さて、米は弱火で5分ぐらい炒めると油がしみて透き通ってきます。alpha で言うと 0.5 ぐらいです。ここ油を回して温度上げるだけなんで、そんなに火力要りません。
全部入れる
米と同量の水 (360mlですね) と、トマト缶半分、シーフードミックス、さっきの鶏肉、コンソメ、サフランを入れます。まあサフランとか無いんで、カレー粉とかで代用するのが良いです。カレー粉がある家庭はわりと料理してる方なんで、無いかもしれないですね。もしかしたらコンソメも無いかもしれない。カレー粉と顆粒のコンソメがあると色々な文脈で便利なので、持ってない場合はこの機会に購入を検討したいところです。あると味が良くなっていきますが、最悪どっちも無くても、鶏肉と魚介からでる出汁とトマト缶のポテンシャルでごまかせます。つくらないより全然マシなんで、無い場合はごまかして生きていきましょう。
炊く
さて、普段炊飯器がやっている米を炊くプロセスをフライパンで再現する必要があります。
- 一度沸騰するまで温度を上げる
- 蓋をして弱火で15分煮る
- 蓋を外して弱火で15分やる (=蒸らす)
という方針でやればまあ大体いけます。芯が残ってしまった場合は煮る時間が足りなかったということで、水分が多くてベチャッとしている場合は蒸らす時間が足りなかったということになります。余談ですが、前職では昼休みの混雑したキッチンで昼ごはんを考えてつくって食べて洗って仕事に戻るまでを1時間で済ませる必要があったため、フライパンで高速に米を炊く技法が培われました。およそ20分もらえれば炊けた米を用意できます。
完成
お疲れ様でした。パエリアって鍋から取り分けると途端に見た目のシズル感がなくなる不思議な食べ物なので、一人で食べるときは取っ手を外したフライパンをそのまま食卓に持っていってそこから直接食べてます。普段は雑につくって練習しておいて、人に出すときは白ワインやサフランやパプリカをちゃんと入れていいやつをつくると良いと思います。