#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

グルーヴおでん

id:UDONCHAN です。今日はおでんをやっていこうという気概なんですけれども、家庭料理におけるおでんにおいてはグルーヴ感が重要で、なんでかというと、具材を投入するタイミングが重要だからです。わかりやすいようにガントチャートにしたのでご査収ください。

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今日はシンプルなタイプのおでんなのでそれほど難易度高くないんですけれども、油断すると具材投入のタイミングで前工程の下ごしらえが間に合っておらずプロジェクト破綻などということもあるので気をつけましょう。

それではやっていきましょう。

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はじめに、時間はかかるが放置で構わない工程であるところの、ゆで卵の製造と大根の下ごしらえに着手します。ゆで卵は固茹でにするので沸騰したお湯に15分間かけます。大根は隠し包丁を入れておくと味がしみやすくなるでしょう。生米と一緒に煮ると米ぬかの効果でアクがでやすいんですけれども、我が家は無洗米運用なのでなにも入れずに煮てます。

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並行して他の具材の下ごしらえをします。油ものは軽く熱湯で洗っておきましょう。蒟蒻は塩をしてよく揉んだら、水で洗い、耐熱容器に水とともに入れてから電子レンジで3分ほど熱を入れておきます。

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今回、出汁については魚介系を選択しましたが、鶏ガラスープを使うこともあるようです。よりこってりした味わいを目指すならそちらもよいです。出汁がとれたら醤油、塩、味醂で味を整えます。薄口醤油を使うと関西風になりますが、持ってないので普通の醤油でやりました。ところで薄口醤油で色が薄いだけで、普通の醤油よりしょっぱいんですよね。

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味がしみにくい、火が通りにくい具材から煮込んでいきます。

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ここで出汁が全然足りないという仕様バグに気づいたので1l足すことに…。

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出汁を追加で製造するなどのように、もたもたしていると、このようにはんぺんが巨大化するので、やはりグルーヴ感が大事という結論になりました。あと煮込むときは蓋をしないように。

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フレッシュな状態でまずは頂きます。この状態が練り物のうまさがピークでうまい。一方で次の日に練り物が割りとぐずぐずになった状態は、つゆに練り物の旨味がでており、それを吸い込んだがんもどきや大根がめちゃくちゃうまい。

子供の頃はおでんって味が均一で飽きるなあと思ってたんですけれども、割りと長期的スパンで変化を楽しむ料理なので、数分で食事を済ませる子供にはまぁわからないよなあという感じ。基本的に酒のアテで、ダラダラと楽しむのが良い。昼から日本酒とかしたいですね。

キッチンのコンロでやるんじゃなくて、こういうタイプの石油ストーブの上に乗っけてコトコトやるのが良いんじゃないかと思うんですけれども、最近の賃貸だとなかなか厳しいですね。なんかていねいな暮らしっぽい気がしてきたんですけれど、結局ダラダラ飲酒してるだけじゃんという気もします。

家族でおでん鍋を囲むのも良さそうだなあとか考えたけれども、冷静に考えて一人暮らしの独身男性。はー結婚したい。

サンキューでした。