外は春の嵐ですけれども、心の春が来る気配がない id:UDONCHAN です。皆さんの心は春ですか?そして夏になりますか?身体を夏にしますか?
夏が恋しい。しかし心は冬。
ところで、スーパーで3割引の真鯖の切り身を買いました。鯖の旬は冬で、今の心模様とはマッチングしてるんですけれども、現実問題としてとっくに旬が過ぎたという説もあります。旬だとどうやってもウマイが、逃すと工夫が必要です。
締めるとうまいですよね。旬だとなにやってもうまい。
もちろん、塩焼きでもウマイ。旬だとなにやってもうまい。
工夫の仕方はいろいろあるんですけれども、手っ取り早く今回は味噌煮にしていくことにします。味噌の味が濃厚なので、多少鯖がうまくなくてもなんとかごまかせるという寸法です。それではやっていきましょう。
まずはじめに、皮に切れ込みを入れて、熱を加えたときに身が反りすぎないようにします。
余計な血合いや脂を取り除くために熱湯をかけます。
中骨のところに血合いがついてるので流水を流しながら、小さなスプーン等で綺麗にします。生だと全然取れないんですけれども、熱湯にさらすと取りやすい。
ちなみに、血合いというと血がかたまってるところを示すらしいんですけれども、この骨についてるところは、実は腎臓らしい。
酒と水を半々の量、味醂をその半量程度、そしてスライスした生姜を適量加えて火にかけます。沸騰したら弱火にして15分煮ます。
アクがある程度出てくるので、取り除いたら落し蓋をしておきましょう。
次に味噌を加えていきます。鍋に直接加えるのはやりにくいので、汁を少々ボウルに採ってから、そこに溶かしてから鍋に加えます。今回は米みそと八丁味噌を半々の量にしました。味噌はミックスするとうまいので、皆さんもいろいろ試すと良いと思います。
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そういえば、自炊生活10年以上味噌こし持ってなかったんですけれども、なんで今まで持ってなかったんだというくらい使いやすいので買っておきましょう。
鍋に味噌を加えたら、強火で煮詰めます。汁にとろみと照りがついたら完成。この時焦げないように、常に汁をかき混ぜつつ、身に汁をかけ続けるとうまくなります。
あと、途中で一切なくなってるのは、我慢できずに食べたからです。
しょっぱくてかつ深い味わいでウマイ。個人的に鯖を味噌煮にする場合は、旬よりもあんまり脂の載ってない時期のほうが好き。脂と味噌が合わさるとこってりしすぎるんですよね。さっぱりとした身に、こってりと照りのついた味噌がとても良く合います。
残りは冷凍保存する(と何故かうまいんださばの味噌煮)予定でしたが、すぐに消費してしまいそうです。つまりデブになる。だれか結婚して俺がデブるのを止めてくれ。サンキューでした。