あけおめです。id:Windymeltです。カンブリア大爆発の影響で世界各地に分布しているとされる雑煮ですが、今回は博多らへんの雑煮を作ります。わたくしの地元は佐賀なのですが実家のスタイルを検索したところ、博多風という扱いになっているようです。文化覇権主義、文化の盗用について考えされられます。ミラノ風とか娼婦風とか田舎風とか、何様だよって感じですよね。
なぜ今ごろ作ってるのかというと、年末にスーパーへの買い出しを忘れるというクッソしょうもないチャートミスをしでかしたからですね。では行きましょう。
材料(2人分くらい)
- かつお菜 1束くらい
- 一説には、かつおぶしのようにダシが出るらしいです
- いりこ 1~2つかみくらい
- 大きいほうがだしが沢山取れそう(適当)
- 取り出さずに具にします。
- 餅 好きなだけ
- うちは角餅でしたが、正直どっちでもいいと思います。トポロジー上は同じです
- 醤油 好きなだけ
- 九州の醤油は甘いです。チョーコー醤油が好き
製作
かつお菜どこ……ここ……? なんと京都ではかつお菜を売っていないんですね。代用としてなんか形が似ている青梗菜を採用しました。小松菜とかでもいいんじゃないですかね。かつお菜のダシが期待できなくなったのでほんだしを用意しました。
鍋に1Lの水を入れます。いりこを入れて弱火にかけておきましょう。その間にかつお菜を適当なサイズに分割して、適当に煮立ちだしたタイミングで入れてしまいましょう。
そのうちグラグラしてくるので火を弱めて餅を入れます。あまりボコボコさせると餅がデロデロになってしまいます。
餅がいい感じになったら醤油を入れます。もし先に醤油を入れると香りが抜けていきそうなので後で入れました。本当はどっちがいいのかは知りません。家庭料理、こともあろうに正月料理の本質は、手抜きです。おせちも本来は先立って作りおきしておいたのを正月に食べるというコンセプトだったはずです。なので適当に作ります。商業的な形式主義に陥ってはいけません。
めっちゃ濁っています。いりこのダシと醤油がいい香りですね。お好みでカマボコだとか肉や魚を入れてもおいしいと思います。 京都近郊でかつお菜を売っている場所があったら教えてください。よかったですね。