限界独身女性 id:rikoです。この記事は つくりおき Advent Calendar 2021 - Adventar 14日目です。 昨日は、id:gurriumさんの 雑にピザを作りおくでした。ピザ食べたいです。
さて、本題ですが、私ぶっちゃけ子供舌で、野菜が嫌いです。 健康になんら問題が発生しないのであれば、毎日昼ごはんはハンバーグとかオムライスとかエビフライとかグラタンがいいし、夜は甘いチューハイとともに焼き鳥とか唐揚げとかピザがいいです。
とはいえ健康のことを考えると野菜も食べないといけないので、克服するために日々工夫をしているわけです。宅配で定期的に野菜を届けてもらってるのもその一環。 今回も、ちょうど野菜の宅配が来たので、ポトフ作ります。
ここで私の野菜の嫌いポイントを整理すると
- 水っぽい
- 食感が悪い。青菜のシャゴシャゴ、根菜のゴリゴリ、ナスのカフカフ、全部嫌い。
- エグみとか苦味とか青臭さがある
このへんです。
ついでに、スープも嫌いなんですが、
- 味が薄い
- コクがなくて食べた気がしない
という2点があります。
特に、丁寧な暮らしっぽい人が作るオーガニックでシャレオツなスープって水道水の味がすることがあって、あれは本当に許せない。私、味が薄いスープに対する呪詛で30分ぐらい語れると思う。「薄味」と「味が薄い」を一緒にするな。 まあいいや、このへんの問題を解決するために全力を尽くします。
具体的には、スープに入れる前に野菜に火を通すと具合がよくて、あとは塩加減の話です。
まず、野菜を皮ごと焼きます。魚も野菜も味としては皮目が美味しい気がする。皮が黒いのは「黒皮丸大根」というやつらしい。大根だから煮込めば食べられるはず。たぶん。
野菜はゆっくり焼くとエグみや青臭さが抜けて甘みが増します。大きめに切ってオーブンのグリル機能で30分やります。焼いてから気づいたけど180℃のオーブンのほうが良かったと思う。グリルだとちょっと焦げたので。
焼き上がった時点で計量。
量が多めのスープを作る時、計量は塩具合をキメるために必須です。 一般的に、美味しく感じる塩分は総量の0.9%ぐらいなので、野菜＋水＋肉類の重さを事前に把握しておくと一発で塩の量が決まって便利なのです。 味見しながら少しずつ入れていくと、ぜったい日和って薄味になり水道水味のスープを飲むことになるし、最初からバシっと味ついた状態で作ると野菜も水っぽくなりません。
今回は野菜900g弱、肉300g、水800mlぐらいで、だから塩は18g。大さじ一杯強ですね。 塩を大さじ一杯入れるのって心の強さがいるけど、計量してるから迷わず入れられます。 ポトフ作る時、昔はコンソメキューブとか使ってたけど、肉と野菜からのダシの邪魔になるので、塩のほうがすっきりしていいと思う。
鶏肉の皮もグニグニした食感がいやなので皮目だけパリッと焼き、香ばしさを出します。
ここに鴨ロースをつくった時ににじみ出た鴨脂を投入。これはチートだけどバター入れてもよさそう。ベーコンも表面カリッとなるまで焼きます。
ところで、年末のお蕎麦とおせち用に12月は鴨を買います。 ハイ食材室のマクレドカナールはコスパ良くておいしいです。
その後は、ローリエと胡椒いれて、3口コンロの一番小さい火にかけてゆっくり煮込みます。ガスストーブつけるシーズンだったらストーブの上でやるけど、今年はまだストーブつけてないや。
ゆるく2時間ぐらい煮込むといい感じに仕上がります。
かなりの量になるけど、芋以外は冷凍ができるので小分けにして食べていきます。
カレー粉入れるとスープカレーになるし、牛乳と小麦粉のルーを入れてフリカッセみたいにもできるので、わりといろいろ展開できます。茹でたソーセージの付け合せにしてもいいよね。
野菜を焼いてからスープにするテクは、ポタージュスープ作る時などにも応用ができます。
明日は sekineyuco'20 さんです！！
