お久しぶりですid:silloiです。今度の冬は暖かいのでコートの出番がほとんどなかったのですが二月にもなるとさすがに寒いですね、僕も上衣を二枚から三枚に増やしました。今年に入っても就活を続けていたのが先日ついに内定をいただいて、昨日残る選考の結果通知をもって就活を終えました。一時は内々定が消えるなど先行きが本当に不安だったものの、人間万事塞翁が馬、本願叶ったのですべて良しです。
さて、こんなめでたい日には自分へのご褒美も欲しくなるもの。折しも時期はバレンタイン、甘いお菓子の見ものには事欠きません。チョコは摂取しすぎると具合が悪くなる気がするのであんまりたくさんは食べたくないのですが、こういうときは少しぐらい食べすぎてもいいかという気持ちになります、酒と同じですね。
で、せっかくだし良いチョコ食べたいと考えるとそういえば大阪に惑星ショコラというものがあって、お菓子というより石みたいですごい綺麗なんですよね。ただ手に入れるまでが大変で、ネットで注文するか店舗まで買いに行かなければいけない。昨日たまたま大阪に出てくる用事があったんですが時間の都合が合わなくて19時に中之島まで行けませんでした。去年かおととしにも同じページを眺めていた記憶がありますが結局一度も口にしたことはないです。
なら家で菓子でも作るかとなって、例えばブラウニー焼きたいと思ってレシピを調べますよね。そしたら途中で当然のようにオーブンが出てくるわけです。欧米ならまだしも日本の住宅にオーブンとか普通ないですからね。あってせいぜいオーブンレンジで、女子中高生ならここで妥協してカップケーキを作り始めるでしょう。
じゃあオーブンに代わる調理器具って何ぞや、欧米になくて日本にはある伝統的な調理器具とは、と考えるとウチにもありました、ズバリたこ焼き器が。
ウチにあったというのは嘘で、これは別のシェアハウスから送られてきた写真です。以前イベントで使われたまま借りパクされて戻ってきてなかったのですが、今日使うまで自分もそのことに気づかなかったというわけです。ズサンですね。
たこ焼き器といったら関西人の家庭には一家に一台あるもの、と十年も前にはネタにされていたはずですが、近年は家電販売網の全国化とSNSなどを通した食文化の伝播によって、関東でも若い世代を中心に所有者が増加してきました。他方で最近は電熱器ではなくガス火を使ったものや、ジャンボたこ焼きが二個焼けるものなど多様化が進んでおり、関西では一台どころか二台、三台あるという家庭も今や珍しくないでしょう。
Iwatani カセットガスたこ焼器 スーパー炎たこ(えんたこ) ブロンズ&ブラック CB-ETK-1
- 出版社/メーカー: イワタニ(Iwatani)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
たこ焼きのこうした食文化を象徴する言葉として「たこパ」がありますが、これは京阪神アクセントでは低高低が正しいです。いわゆる「マクド」や「ミスド」や「ユニバ」と同じイントネーションですね。そこで東の方におかれましても「宍戸」のアクセントではなくこちらでの発音を推奨いたします。「たこパー」なんて語尾伸ばすのは頭がパーですわ、一遍ひらパー参ってきたらええんとちゃいますか。
あと生地を作るときにはキャベツを細かく砕いてほしい(野菜が嫌いな自分が食べられない)など言いたいことは色々あるのですが、今日はバレンタインデーなのでチョコを作ることに専念しましょう。だいたい次のような材料を用意しました。
まず板チョコを砕いて溶かします。チョコは湯煎するものと思っていましたが、電子レンジで溶かすという方法があるのですね。ラップをして三分、さらに二分チンします。
次にボウルにオリーブオイル適量と卵を何個か入れて混ぜます。
その間なんか焦げ臭いにおいがすると思ったらはい、やらかしましたね。
まあそういうこともあります。焦げた部分を削げ落として結局は湯煎。
見栄えが悪かろうと溶かしてしまえば同じこと。
ホットケーキミックス100gを加えて混ぜます。
いい感じになってきたので、このために買ったブランデーを適量加えましょう。
意外としっとりとした感じのネタができました。
それではお待ちかねの焼きパートに突入します。油を敷くときはこのような器具を作ると便利です、普通は割る前の割り箸の先にキッチンペーパーを挟み込んだやつを使いますが、今回は割り箸が見つからなかったので普通の箸を輪ゴムで留めました。
型に流し込んで焼いてみます。お、意外とよさそうに見える…?
いやちょっとダメそうな気がしてきましたね。火が強すぎるのかな?
あーこれは完全にマズいですね…。
うーん、味は悪くないのですが見栄えが全然良くない…。
というわけで再チャレンジ。今度は豆乳を多めに溶いて、火も極力弱めでいきます。たこ焼きではある程度焼けたらひっくり返すのですが、これはたこ焼きではないのでそういう小細工は諦める必要がありそうです。具を入れるのを忘れていたのでハートのマシュマロを投下します。
できました!今度はマシュマロのおかげもあってカワイイ感じになりました。
適当にハートをばら撒いたらインスタ映えがしてきました。愛ってスゴイ!
最後にマヨネーズがわりにホワイトチョコかけて仕上げです。これが独身男性の惑星ショコラや!
たこ焼き焼くよりずっと疲れました。これなら普通にたこ焼き焼いた方がよかった。
— 442 鐘佑 종우 (@silloi93) 2019年2月14日