会社帰りにビールでも買おうと思ってスーパーに寄ったら、たまねぎと牛肉が安売りしていたのでカレーを作ることにしました。他に具は特にないです。ちなみに、僕はシンプルに加齢する id:UDONCHAN 。最近、頭髪の生え際が薄くなってきたのがもっぱらの悩み。
さっそくやっていきましょう。
カレーのスタイルはいろいろあると思うんですけれど、基本形として玉ねぎの甘みを小麦と油でブーストした旨味を味わうというところを押さえておけばだいたい旨いという知見があります。つまり、単位あたりの玉ねぎが多ければうまいということになるんじゃないかという説があり、今回は4食分くらいつくるので、じゃあ4つでいいやという運びになりました。
フードプロセッサがあると一瞬で粉砕できて便利。
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いろいろできるフードプロセッサ買ってもどうせ粉砕以外の用途に使わないし、形が複雑で洗うのが面倒なのでシンプルで安価なものを買うと良いと思います。
ここから、たまねぎを飴色ペーストにしてくわけなんですけれど、いきなり炒め始めるにしては量が多いし、ずっとコンロの前に張り付いてるのはやってらんないので、裏技をつかいます。
水を加えて煮ます。途中まではこのままだいたい放置。焦がさないように気をつけましょう。
たまねぎをやっつけている間に並列して肉をやっていきましょう。
ジャー
両面に焼き目ついた。どちらかというと余計な油を落とすほうがメインの目的ですねこれは。
したらば煮ときます。こちらもここから放置プレイ。
この間にたまねぎは姿を変えてペースト状になりました。このへんまで来たらフライパンで炒めていきます。
クタァ
20分くらいやってるとこんな感じ。この辺で調理開始から1時間程度が経過しています。暇なんでしょうか。
一旦ボウルにあけて、フライパン洗います。次はルウを作ります。
皆知ってる通りバターは多いとうまいんですけれど、健康を気にしたので今回は少なめです。少しずつ小麦粉を加えながら炒めていきます。
手が滑って一気にいっぱい入ったのでダマになってしまった。これではいけない。皆さんはこうならないようにきをつけてください。
先程のたまねぎだった何かを加えたらそれとなくルーになります。
ルーを先程の肉に追加しました。ここである程度塩コショウで味を整えます。味見したらバターと肉と玉ねぎと小麦の旨味が直接舌を襲撃し、割りと真面目に脳が「にゃ〜ん」となりました。これは暴力だ。
ここから、炒めたスパイスを適当に追加するとカレーになります。とりあえず、クミン、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、チリペッパーが入ってればカレーの体をなします。ここでの考え方は宗教なので、特に言及しません。
普通にライスカレーにして食べました。味はかなり脳に来る感じでヤクザなんですけれども、ビジュアルはいまいちですね。
そういえば、一晩寝かせたカレーはうまいという風潮があるんですけれど、個人的にはスパイスの風味は弱まるし、(作りたてでベストな感じで仕上げると)食感もボテっとした感じになるしで微妙だと思ってるんで、後半戦は形をかえることにします。
というわけで出汁をとり、
残ったカレーを埋めます。あと酒と醤油を加えてひと煮立ち。
はいカレーうどんできた。
もともと旨味の塊みたいなものに鰹だし追加するとなかなか味が複雑になって良いです。バターいっぱい入れた洋風カレーがうどんにあうのかというと意外にうまい。万能ねぎと一味を加えるとビジュアルもなかなかですね。うどんの代わりにごはんにするとカレー雑炊。こちらは粉チーズをかけるとさらにうまい。
うまいとつい食いすぎておなかがいっぱいになりました。はー結婚したい。サンキューでした。