こんばんは、id:kiryuanzu です。つくりおき Advent Calender 2022 11日目やっていきます。
昨日の記事は id:AyukaTakayanagi さんの冬のおつまみでした。白子大好きなのでやってみたくなりました。
ayukatakayanagi.hatenablog.com
つくりおきの紹介の前に近況の話を挟ませていただくのですが、今年の夏コミで自炊をテーマにしたエッセイ本を出しました。(本を裁断して電子化するやつの方じゃなくてつくりおき的な意味の方の自炊です)
今月に開催予定の冬コミでも魚料理にテーマを絞った自炊の本を出したいと思い鋭意製作中です。
今回の記事では本のネタにするためにチャレンジした料理の紹介をしていきます。
握り寿司
ここ数年の中で、焼く、煮る、干す、揚げる、酒蒸しにする、刺身にする、といった様々なやり口の魚料理をチャレンジしてきたのですが、実はまだ一度も寿司を握ったことがないんですよね。せっかく魚料理本を作るので寿司をスルーするのは忍びないと思いチャレンジしてみました。
作り方はミツカンの公式レシピを見つつ今年の夏コミで購入したイモリ水産さんの「スシ・インザホーム・エブリデイ」も参考にしながら作ることにしました。 www.mizkan.co.jp
寿司を作るためにはまず酢飯を用意します。
やる気を出して土鍋でご飯を炊く構想も浮かんだのですが、初回で勝手が分からず失敗したときに悲しくなりそうだったのでタッパーに詰めて冷凍したご飯たちを1号分取り出して温めるやり方で用意しました。レシピでは2号炊いているところを1号にしたのはこれも失敗を見越してダメージを少なくするためです。
お酢と砂糖をご飯に混ぜたらうちわなどを使って風を送って余分な水分を飛ばします。しかし家でうちわが見つからなかったので手元にあったノートであおいで頑張りました。ちなみに風が送れたら何でもよいらしいのでサーキュレーターを使っても良いらしいです。(上記で紹介したイモリ水産さんの本で知りました)
余分な水分を飛ばしたら蒸らしたタオル or キッチンペーパーで常温になるまで置きます。
乗せる具材はスーパーでお手頃な価格で売っていた真鯛とスズキにしました。酢飯に乗っけるために切っていきます。
酢飯がスタンバイモードになったらあとは握って具材を乗っけるだけなのですが、これが一番大変でした。ご飯が思ったより硬くて適量サイズに握るのが中々難しい。刺身も切ったはよいけれどサイズがまばらになってしまいあんまり統一感が出せません。そのように試行錯誤しつつもなんとか握り終わりました。
味の方は一応寿司ではあるんですが、ご飯が硬くてお店で食べるのとはちょっと違った感じでした。刺身自体はおいしかったです。自分でやってみると中々おいしくかつ綺麗に作ることの難易度の高さを思い知ってプロの方々への尊敬の念が強まりました。
寿司の難しさを思い知ったところで、もう一つ新しく魚料理に挑戦することがあったので紹介します。
カワハギの肝醤油あえ & 肝ポン酢卵かけご飯
同居人が先日カワハギを釣ってきて、刺身を肝醤油あえで食べたいという話になりやってみることになりました。
肝醤油は初挑戦だったのでどんなレシピか調べてみると、カワハギの肝を軽く湯通しして濾したものを醤油に混ぜ込んだものとのこと。それをカワハギの刺身につけて食べると絶品との噂。
やること自体はカワハギを三枚おろしで捌いて刺身にし上記のやり方で肝醤油を用意する感じでいけました。
肝醤油ってどんな味なんだろう……とちょっとドキドキでしたが、刺身にあえることで旨味が絡まってかなり美味しかったです。こってりさが癖になりそう。 また、肝がまだ余っていたのでポン酢とミックスさせて食べてみました。これも大変美味しい。
刺身が先に終わってしまったので、最終的には肝ポン酢卵かけご飯を生成してみたところこれが今日一番の絶品になりました。 表現が難しいのですが、鍋の締め料理に通ずる美味しさがありました。カワハギを食べる機会があったらまたやってみたいと思います。
おわりに
こんな感じで魚料理を探求する活動をちょくちょくやっているという紹介記事でした。
冬コミでは上記のような挑戦コラムや魚料理を入門する上のメソッドやエッセイをまとめた本を出す予定です。もし興味が沸きましたらこちらも読んでいただけるとめちゃくちゃありがたいです。
夏コミで出した既刊も BOOTH で販売中です!(この機会に乗じて宣伝しまくる人になっててすみません) kiryuanzu.booth.pm
明日の担当は id:riko さんです!よろしくおねがいします!!