#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

干し柿チャンス

先日、道の駅で渋柿が売られているのをみて試しに買ってみました。
干し柿をつくるのは簡単で、皮をむいて枝に紐を結びつけて、お湯にくぐらせてベランダの物干し竿に干すだけです。10日ほどで食べることができます。

揉むと渋みが早く抜けますがそれだけなので放置で大丈夫(干し具合によって呼び名が変わるそうですが詳しくありません)

渋柿 このくらいの量で300円でした。果物と考えると激安です。

皮を剥いた渋柿 おいしそうですね。3歳の果物大好き娘はそのまま食べたがっていたので、味の変化を体験させてみようかなと思ったのですが、先に自分が口にし、その渋さに顔をしかめたのをみてどこかにいっていました。

紐を通した渋柿

1本の紐の両端に1個ずつ柿を結んで物干し竿に吊るす作戦です

干された渋柿 こうなりました。

郊外にいくと、よく実った柿の木がそこかしこにありますが半ば放置されているものも少なくなさそうです。 手ごろな甘いものが普及し、住民も高齢化している現代では、実を収穫するのも処理するのもたいへんなのだとは思います。 柿の甘い香りに誘われて小動物や熊が里におりているかもしれないという話も聞いて難しさを感じていますが、保育園から帰るたびにベランダの柿をチェックする3歳児には関係なさそうです。

干されて15日後の渋柿 15日後、いい感じにしわしわになっています。かじってみると渋みはまったくなくしっかりとした甘み。お茶にもあうし美味しそうです。ちょっと目を離したすきに、子はヘタの際まできれいに食べてしまいました。秋の恒例行事にしてもよいかもしれません。