id:haretarasakeです。皆さん、ハンティングしてますか?一説によると男性には狩猟本能がDNAに刻み込まれているらしいですね。しかし現代社会ではその本能を解放する機会も少なくなり、狩猟といえば精々家でモンスターをハントするだけの皆さまも多いんじゃないでしょうか。
たまには本能を解放してあげましょう。というわけで今回は近所の干潟までやってきました。
勿論本当は妻と来たかったのですが、結婚していませんのでやむを得ず有給休暇を取得して一人で潮干狩りにやって来た次第です。
結果、
たくさん取れました。乱獲による絶滅が危惧されるレベルですね。同時に一人で食べきれるかという懸念も湧いてきますが、ともあれやっていきましょう。
潮干狩りで採集したアサリの何が面倒かって長時間に及ぶ下拵えで、6時間以上の砂抜きと1時間以上の塩抜き工程が必須となります。ただこの量のアサリを砂抜きする容器は我が家には無く、途方に暮れていたところ名案が。まぁ天才ですので。
まず、我が家最大の容器に水を溜めて、
塩ザーーーー。
アサリドバー。
排水口付近は深すぎるので回避して配置、塩分濃度は海水と同じ3.5%程度に調整しています。
そして蓋をして暗闇に眠れ。これで一晩放置すれば砂抜き完了です。人間はどんなに湯船に漬かりたくても貝に湯船を占拠されているのでシャワーで我慢しましょう。
さて翌日、ここからがやっと調理フェーズです。アサリパーティー(ソロ)の始まりだ。
オリーブオイルに潰したニンニクと唐辛子を入れてトロ火でじっくり。いい感じになったら塩とマッシュルームとアサリをぶっこめ。ほんで弱火でイワしたら貝が開くので、盛り付けて完成。
アサリとマッシュルームのアヒージョだ。アサリはもちろんマッシュルームもたまらん風味を醸し出しておる。
アサリが山ほどあるのでもう一品いきます。フライパンにオリーブオイル、ニンニク、玉ねぎ、シメジを強気の塩胡椒を用いて中火でやっつけろ。
ざっと炒まったらアサリを投入、白ワインをザバーっと入れて蓋。貝が開いたらブラックペッパーをたんまりと。
最後にパセリと粉チーズを全体に撒いて完成。アサリの白ワイン蒸しだ。汁までうまい。玉ねぎが汁を吸うて得も言われませんね。
そろそろ酔っ払ってきたので〆にいきましょう。というか実際のところ泥酔してたのであんまり覚えてないんだけど、写真によると
アヒージョのオイルを再利用したボンゴレビアンコだ!と、思います。味は覚えていませんがオイルで唇がテカテカになったことだけは覚えており、『あっさりなのにこってり!ガハハ!』みたいなことをブツブツ呟きながら食べた記憶しかありません。
これだけ食べても浴槽には大量のアサリがあり、このままでは一生お風呂に入れないのでアサリは冷凍保存しました。アサリ漁り置きですね。
さて今回は潮干狩りですが家族連れやカップルは勿論、独り者にも最適なアクティビティだとご理解いただけたと思います。特に暇を持て余す独身男性におススメ。狩猟本能・食料調達が満たされて一石二鳥で最高だ。
とはいえやっぱり誰かと行きたかった。
誰か結婚して下さい。