ほうとう。
それを聞いてなにを思い浮かべるだろうか。
山梨旅行に行ったときにお店で食べた鍋で出てくるアレか。 あるいは僕の知らない何かか。
今回作るものは前者である。
あ、こんにちは id:karupanerura です。
ふるさと納税でどこに寄付をするかを考えていたときにふと以前山梨の富士吉田で食べたほうとうと富士吉田うどんが頭をよぎった。 富士吉田には富士ビールもある。
ここまで読んで頂ければ察して頂けただろうが僕は酒と麺類が大好きだ。 半ば思考停止気味に富士吉田市に寄付をしたことは言うまでもあるまい。 そして、お礼品として頂いたものの一つがこの写真に写っている信玄ほうとう*1という生ほうとうである。
作っていくことにしよう。
材料は上に写っているものの他にかぼちゃ1/4と鶏モモ肉を使った。 なんで写ってないかといえば写真を撮るのを忘れていたからだ。許して。
まずは、かぼちゃを処理する。まずタネとワタを取る。既に美味しそうな甘い匂いがするが硬いので耐える必要があるり 1/4と書くと既に十分に小さいような気もするが、鍋に入れると圧がある程度にはデカイので一口大に乱切りする。 包丁ですんなり切れるかと思いきやスーパーで買った包丁では切れ味が足りないのか結構苦労した。(もっとしっかり研げば違うのかもしれない)
なお、後から気付いたがこれは実は失敗で半月切りっぽく薄く切っておくとそれっぽくなる上火の通りも良くなるので煮る時間が短くて済む。
ついでなので油揚げも切っておく。
さて、出汁を取ろう。 今回は昆布と鰹節の合わせ出汁でいきます。
表面を軽く湿らせたキッチンペーパーで拭いた昆布を鍋に30分ほどつける。 煮立ったら昆布を取り、火を止めて鰹節を入れる。
このとき、鰹節はお茶パックに入れておくと回収と廃棄が楽チンで良い。
火をつけて、煮立ったら鰹節を取り出す。 これで基本的なお出汁ができた。
先程切ったカボチャと鶏肉を煮立ててこんな感じ。
ほどほどに火が通ったら麺と火が通りやすい具材を入れる。 まずは麺をばーん。なお、一袋が3人前x2という漢らしい構成になっているので一気にばーんとやることになります。 現在の自分、未来の自分、そしてさらに未来の自分の3人で食べる。
さておき、具材もぶっこむ。冷凍野菜と油揚げ。
後から気付いたことだが、冷凍野菜といえどもちゃんと煮込んだほうが味が染み込んで美味い。
良い感じに煮込むとそれらしくなるので、味噌を溶いて味をととのえる。 今回、かぼちゃが多すぎたようでかぼちゃ感の非常に強い感じになった。
盛り付けたものがこちらです。
ねぎを振りかけると良い感じ。
肝心の味はというと、見た目の通りかぼちゃ感が強く麺の柔らかさと汁が良い感じだったが、冷凍野菜の根菜に味が染み込んでおらずそこはちょっと残念だった。 2食目が一番うまくて、とろっとろになった麺と味がよく染み込んだ野菜で良い感じだった。なお、3食目は温め方をミスって焦がした。
今回のは具材のバランスが悪かったので、次回いいバランスにしてリベンジしたい。 あと、どう考えてもインゲンとレンコンはいらんやろという感じだったので抜く。 出汁ももうちょっと贅沢に取ったほうがよかった。次は優勝するぞ。
*1:甲府には武田神社もあるからか山梨は桔梗信玄餅など何かと武田信玄とゆかりがあるよう。