#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

おうちで簡単たらこパスタ

今日作るのはパスタ、僕は id:UDONCHAN 。なんで『うどんちゃん』なんですかとよく聞かれますけれども、この手のやつは話が長い割に大して面白くないというやつです。

ともかくパスタをやっていきましょう。具材は冷蔵庫の中と相談。自炊の面白いところは、冷蔵庫の中身との対話。ありものでやっていきましょう。

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今日は、リングイネを使います。もちろん別のパスタでOK。お手持ちのものでやっていきましょう。リングイネは太めのパスタなので茹で時間は9分(標準時間は12分)。

リングイネは、スパゲッティよりやや太い平打ち麺で、モチモチした食感がおいしくて食べごたえがあります。ソースともよく絡みます。なので、あまりとろみのあるソースではなくてもうまくいくことでしょう。

貝印 ユータイムIII ミニパスタ鍋 14cm DZ-2003

貝印 ユータイムIII ミニパスタ鍋 14cm DZ-2003

ところで、このパスタポットは id:daaaaaai 君から、誕生日プレゼントとしていただきました。ありがとうございます!

しかし、蓋がついてきたけれどパスタポットとしてはどういうときに使うか謎。誰か教えて。

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さて、パスタを茹でるのと平行してソースを作っていきましょう。

たらこパスタといえばマヨネーズをたっぷり使ったもクリーム系が標準的だとは思うんですけれど、リングイネはよくソースと絡むので、今回はオイルベースでさっぱり目に仕上げて行きたいと思います。

まずはたっぷりのオリーブオイルににんにくと鷹の爪の香りを弱火で移していきます。

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緑が入ると彩りが良いですよね。冷蔵庫にあったターツァイを炒めました。冷蔵庫の中で多少萎れててもなんとかなるものです。家庭料理なんだからそのあたりあんまり気にしないでもOK。

このとき、緑ならなんでも構いません。小松菜なんてのは手に入りやすいし、容易に使えるので常備しておいたら良いと思います。チンゲンツァイもまた使いやすいです。ほうれん草を使う場合は、独特のエグみがあるので下茹でしたほうが良いかもしれないでしょう。

そして、炒めつつパスタの茹で汁を加えて行くとソースっぽい様相を示していきます。また、塩、醤油を加えて味を整えておきましょう。

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パスタが茹で上がったら、ソースにパスタの茹で汁を更に加えてから、火を強くして和えて行きます。本場のパスタはあんまりこの段階で火を入れないほうが良いのだけれども、おうちパスタだからちょっとくらい焼きそばっぽくなっても別に構わないし寧ろおいしいかもしれません。ほら、みんなもジャポネ好きでしょ?ジャポネのパスタはもっと炒めてます。

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ソースとパスタがよく絡まったら火を止めて、たらこと和えたら完成です。

ここが調理難易度のクライマックス。フライパンの温度が高すぎるとたらこに熱が入りすぎて台無しになるので、濡れ布巾をフライパンの底に当てがって温度を調整します。どのくらいの温度が良いかは勘です。みんながんばれ。

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とても良い感じにパスタとソースが絡んでます。美味しそう。

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ロングパスタはこんもり高く盛り付けると良いという常識があるんですけれども、実際美味しそうに見えるので多少面倒でもやっておきましょう。トングを持った手首を返してパスタを掴み、ぐるりと回しながらお皿に盛り付けます。したらば、モンブランのようにパスタは積み上がります。

いわゆるクリームベースのたらこスパゲッティは、瞬間最大風速はある一方で、割と味が単調で多く食えない問題があると思うんですけれども、今回作ったパスタの場合は、オイルベースのシンプルでしっかりした土台の上に、青物の旨味苦味風味が乗っかり、そこにたらこの複雑な味わいが絡まるので、飽きずにどんどん食べ進められます。前者がコース料理のアクセントとして強い一方で、後者の今回のものは、単独で主菜を狙っていける感があり家庭料理の特に昼食なんかに良いと思います。冷蔵庫の残りものでアレンジしやすいので、ぜひとも皆さん挑戦してみてください。

それではまたお会いできる日を。サンキューでした。