どうですか。特にありません。id:UDONCHAN です。最近ひどく寒いじゃないですか。うまいもの食べて元気だしていきましょうね。
ラーメン、ケーキ、そしてパスタ、だいたい炭水化物と油を合わせたやつはうまいと相場が決まっていて、つまりご飯を油で炒めてもうまいということになります。その代表格のチャーハンは、このブログでも比較的頻度が高く、そして世の中的にもいろいろな流派があり、適当なことを書くと滅茶苦茶怒られるということがあります。
チャーハンの流派の一つとして、「パラパラになる」を重視したものがあり、このパラパラ信仰みたいなやつに引っ張られて、事前に卵かけご飯を作って炒めるみたいなのが一般にあるんですけれども(黄金チャーハンと呼ばれる)、個人的にはなんか米がボソボソしててうまくない気がする。
その究極形態として小林銅蟲先生の↑の米を洗ってから卵かけご飯にして炒めるというのがあるんですけれども、これは餡掛けにしてるから成り立つと思うんですよね。そもそも、米を洗うのは元々粥をベッチョリさせないための手法ですし。単純にチャーハンとしてうまくするためにはパラパラ感を持たせた上でしっとり感を出して行きたい。
ここで立ち返ってしっとり感とは何なのかと考えてみましょう。つまるところ水分があればしっとりなのか。ところが水分が多いとベチャッとしてると感じることがあります。一方で絶対的に水分量が多くても軽い食感のときもある。
なんか問題提起っぽいこと言いましたけれどとくに解はない。いや、あることはあるんですけれど、めっちゃ怒られるので内緒です。ということで今日はしっとり目でやっていきましょう。
これは具です。左から、刻んだかまぼこ、刻んだ叉焼、刻んでから醤油と味醂で甘辛く炒めた椎茸です。
これは椎茸を炒めたあとのフライパン。みりんに含まれる糖分は分子量が大きいので水分が(チャーハンの話になると怒られるので検閲されました)。
バーン
ジャージャー
ウオオオオ
できた。色が大体来来亭のチャーハン。
来来亭ってラーメンもチャーハンもすごくうまいというわけではないのに月に1回くらいは行きたくなるんですよね。実はしっとりチャーハンは来来亭からヒントを得た。喰ったら原材料がある程度分かる能力があると便利です。
さて、どうやったらパラパラにできるのかはもはや言葉では説明しにくいんですけれど、これはパラパラかつしっとりでうまくいきました。皆さんもうまくやるとうまくいくのでがんばってください。サンキューでした。