#つくりおき

一人暮らしをする男性の雑な料理たち

煮干しそば2019

もうすぐ令和だってのに皆さん大丈夫ですか。独身男性のうちの一人 id:UDONCHAN です。

いつものように煮干しそばをやりましょう。そばと言ってもラーメンなんですけれども。

要件としては、煮干しの効いた醤油スープに太麺です。

これは初回。キッチンが狭すぎる。

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これは2回目。相変わらずキッチンが狭い。

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これは前回。キッチンがマシになっている。

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一般家庭でやるラーメンとしてはある程度完成されてきてる気がするんですけれど、以下に挙げる残課題があるように思えます。

  1. 作るのに時間がかかりすぎるので時短したい
  2. 一般の家庭ではラーメンの生麺を在庫しているわけがない、ましてや製麺機とか無いので普通の家庭にあるものでなんとかしたい
  3. まだまだ不足している味のパンチを増強する

まず、1の作るのに時間がかかりすぎる問題については、料理時間の支配項であるチャーシューをサボることで解決しようと思います。 具体的には細切れ肉を使おうと思います。

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いきなりカエシ(醤油、みりん、砂糖、酒を煮きったもの)でほぐした細切れ肉を煮ていきます。

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すると、トッピングになる肉も完成するし、カエシに肉の味がつくしで一石二鳥です。

次に、2の麺問題については、パスタで代替しようと思います。多分重曹加えて茹でたらラーメンっぽくなるだろうとかそういう感じです。

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料理研究家も言ってるんだから多分どうにかなると思います。

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ということで、これは重曹です。

麺は在庫してたリングイネを使いました。

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めちゃくちゃ泡立って大変なことになる。馬鹿だから火加減に注意できない。

最後に3の味のパンチ問題なんですけれども、根本的にラーメンとして油が足りてない問題のような気がするのでストレートに油を追加しようと思います。 ここでチー油とかつかうと煮干しっぽさが損なわれるので、煮干し油を作ります。出し殻の煮干しを油で揚げて、さらなる煮干しの香りを抽出する作戦でやっていきます。

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出し殻に煮干しが沈んでいます。

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180℃の油で揚げていきます。出し殻は当然たくさんの水分を含んでいるので身の危険を感じるほど油はねします。

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本当に危険なのでアルミホイルをかぶせて避難しましょう。

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多分できたので、別の容器に移しておきましょう。ここでの煮干しは最終的なトッピングにしましょう。

それでは、完成に向けてやっていきましょう。まずは野菜を準備します。

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今回は二郎スタイルでもやしとキャベツ。

次に温めた丼にカエシと煮干しスープを加えます。

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麺投入

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思ったよりラーメン…というよりは、完全にラーメン屋の茹で場の香りがしました。

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野菜、肉、煮干し、煮干し油をトッピングしたら完成。見た目としてもなかなか良い感じ。

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一見ストレートな醤油味と思いきや、ガツンと煮干しの味と香りが効いてくる感じで、味の濃い太麺とかなり相性が良い感じに仕上がりました。重曹パスタは思った以上にラーメンになっていて、例えば鍋の締めみたいな別の用途にも積極的に活用しても良いのではないかという気持ちになりました。 ただ、トッピングの肉は食べごたえに欠ける感じだったので、やっぱりチャーシューは重要だなと思いました。チャーシュー以外に逃げるよりは、時短だったり、他のことをやりながらチャーシューを作る工夫をしたほうが良さそうです。

それでは皆さんごきげんよう。サンキューでした。