こんにちは、id:minemuracoffeeです。この記事はつくりおきアドベントカレンダー2019の22日目の記事です。
このブログでは様々な独身男性たちが料理の様子を公開しています。おいしそうな料理も数あるのではありますが、やはりつくりおき名物としては雑、独身男性の現実、Sixeightさんの料理などに見られる悲哀のある料理風景です。
そのようなものに対して我々独身男性は誇りすら感じていたのですが、先日テラスハウスを見ていたところこの誇りが粉々に砕かれました。TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020、エピソード11、弟キャラを脱却したいルカくんが料理にチャレンジするシーン。ぼくは正直作業をしながら横目で見ていたので、最初卵スープを作っているのだと思っていた。しかしスタジオのトークが入って、みんなが口々に「やばいものを見た」というので何だ何だと巻き戻してみたらマジでやばかった。本物の恐怖があるから見ないほうがいいと思う。印象を和らげるためにいらすとやを使いながら解説します。
コンロの前で卵を割るルカくん。このシーンでは映像を見ていると異変に気づくことはできないが、実はこれはたいへんな叙述トリックが仕込まれていた。
女性メンバーからの「なにパスタにしたの?」という質問に「カルボナーラ風パスタにする予定です」という返し。パスタ?
「え?なにしてるの?」と鍋を覗き見る女性メンバー。驚き呆れている。そこには卵スープがある。視聴者は一瞬なにが起こっているのかわからない。姿が見えないパスタ、卵、カルボナーラ、女性メンバーの驚愕の表情。ここで気づく、コイツ…、パスタ茹でてる鍋に卵直接インしやがった…。いまだかつてこのつくりおきにおいてもこんな怪物は見たことがない。というかパスタの歴史においても、茹でている鍋に塩以外を投入するなんてのは存在していないんじゃないのか。つくりおきメンバー、いや世界のパスタ失敗史が敗北した瞬間。
そして次に卵を割ったときと同じ立ち位置でブロッコリーをおもむろに手に持ち、ハサミでぼそぼそと刻み始めるルカくん。そのブロッコリーがパスタを茹でている鍋にそのままインしていることは映されるまでもない。つくりおきでも包丁を使わずに野菜をそのままにしたり、ちぎったりするシーンはある、でもそれはただ包丁を使っていないだけに過ぎない。しかしここでのルカくんは包丁を使っていないのだ。こいつは本物だ、オレたちは偽物だった。
その後、狂気を感じる湯切りでパスタとブロッコリーを取り出すルカくん。卵は当然残らない。「味ある?」と聞かれて「味ない」と答え、それをちゃんと残さず食べるルカくん。おれなら途中で塩コショウとか振ってる。狂気。狂気。敗北。もうおれ、しばらくつくりおき書けないわ。ごめん、みんな、後は頼んだ。あとテラハは見るな、このブログが死に絶える。
明日はid:moznionさんです。「合法です」とのことですが、おれはこのルカくんの料理は違法だと思う。違法であって欲しい。